今はただ柚子の香りを抱きしめるさみしいだけの世界じゃなかった春泥一周年によせて。 くりかえし訪う日々に咲き乱れさざんか冬の祝祭のよう春泥一周年によせて。 ながいながい夜が明けたらわたしたちひかりの中で指をからめて春泥一周年によせて。