日日

実は剣心が作中で唯一明確に料理してる場面って雷十太編の🍙だけかもしれない。
薫殿が料理苦手なのは描写されてるけど「剣心が料理上手」ってことは原作では描かれてない気がする。相対的に「薫殿よりはいい」ってだけで。その割にやたら料理が上手なイメージついてる気がする。
ということを踏まえた上で至って普通に剣心が料理するだけの二次創作したい。北海道編で薫が料理上達している感じがあるので、二人で料理を練習するのもいい。

私は薫殿が東京編で剣心たちにおはぎを作ったのは『お彼岸だったから』なんじゃないかという説を勝手に唱えていて(泥まんじゅうと言われてたけど)、剣心は日常的な家事は熟せても年中行事についてはそういう生活と縁遠かったのもあって割と疎い部分もあったりするんじゃないかな〜、と思っている。
お彼岸には、毎年越路郎パパとおはぎ(ぼたもち)作ってたのかなあ〜。いつもは越路郎パパと作ってたし剣心に手伝ってもらわなくても自分一人でいけると思ったら全然ダメだった、でもいい〜。パパの料理の腕前がどんな感じかわからないから色んなパターンがアリで楽しい。

日々の家事は剣心が率先してやるけど、年中行事的な、季節を感じるものについては薫殿が主導なイメージがある。薫が率先してそういうことをやってくれるしそのことに対して剣心は毎回ささやかな感動を覚えてほしい。
#る
京極堂は千鶴子さんと一緒に青森の仏ヶ浦に行って小船に乗った時でさえ景色を見ずに読書していたと云う書痴エピソードあるけど、現代でも仏ヶ浦に行くのって結構大変なのにどういう理由でいつ仏ヶ浦に千鶴子さんを連れて行ったんだろう。
「何を云うんだ。僕は書肆では稀な愛妻家だぜ」って京極堂のセリフが鉄鼠にはあるんだけど、なんか、あの時代(昭和28年)の男性がごく自然に口にする「〜だぜ」って栄養価高い。一人称「僕」もいいですね…この30代男性一人称「僕」×「〜だぜ」×書痴から感じる黄金比は確実に時代背景あってのものな気がする。
「剣は凶器 剣術は殺人術」という言葉は比古師匠から教わったもので、「甘い戯れ言」は赤空さんから掛けられた言葉。それが剣心の中にいつまでも残っているということが私はとても好きだよ。 #る
自分の中の欲望に気づいてしまって動揺してるんですが鋭さの中に愛情深さが隠れる目で京極堂に睨まれながら「粗忽者が」って叱られたい、、

できれば人間ではなく犬とか猫とかになって石榴(京極堂の飼い猫)と同じ立場で…。
え、今までは単なる一読者として楽しんでた気がするんだけどこの願望って夢?????

ミュージカル鉄鼠の檻、3回目の観劇で一列目の端っこの席から見てたんだけど、あまりにも鋭い眼差しに参ってしまったというのはきっと影響している。あまり自分個人を認知してほしいとか作品世界に入りたい願望はないと思っていたんだけど、京極堂って本当に仏頂面で怖い顔なのに基本的に他者を尊重し愛情持って接するキャラだと思っていてなんかそんな優しさを隠した眼光に相当射抜かれたんだなわたし、、

弥彦に対して「近所のおばあちゃんになって弥彦に優しくしたい」という願望を抱えてのたうち回っているときもあるんだけど、なんかその時の心臓の締め付けられかたともちょっと似てるようなでも種類は違うような。与えたい、と睨まれたい、だとちょっと違うか。わからん。助けて。畳む
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そういえば最近、恐山菩提寺の宿坊に泊まったのであった。恐山といえば個人的には鬼太郎に出てくる妖怪病院だったり中禅寺秋彦の出身地だったりもするけどそれはそれとして恐山の歴史や現在のあり方等々の書籍を読んだりあの独特の空気を感じながら歩いたり恐山の温泉に浸かったり朝のお勤めをしたりした。 #旅
小西さんすらっとされてたけど着物のきこなしが本当に素敵で、、かっこうがよろしい、、
腰から足元へのライン、シワのより方、足捌きの小気味良さにずっと見惚れてた。
「僕は大策子上に死老漢の語を抄し、名句を執し、凡聖の名に礙えらる外道の学人です。十二分教の如き表顕の説、悉く知りたれども未だ仏法の何たるかを知らぬ者ーー本屋です」
を滔々と噛まずに言える小西さん(中禅寺秋彦役)がすごい。禅の歴史やら公案についてやら噛みそうなセリフはたくさんあるけどここが一番「すげ〜」っとなった。
ミュージカル鉄鼠の檻東京千穐楽、一列目の端っこから見てたんですが良良良良良すぎてやばい。肌でビリビリ感じる熱量が日を重ねるごとに増幅してる。歌も演技も最高。中禅寺の着物のきこなし格好がよろしすぎるし関口がずっと可愛くって榎木津が麗しい。
初日感想で榎木津の身長にちょっとした違和感を述べてたけどそんなの吹き飛ぶ東京千穐楽でした。
一列目の衝撃やばいですね……中禅寺の睨み(だけど優しい)がマジで大好きなんですが、一列目で迫り来るその眼差しに完全に射抜かれました。好き……____
ミュージカル鉄鼠の檻2回目の観劇でした。今日は京極先生と主演の御三方、脚本演出の板垣さんのアフタートークがありました。やっぱりミュージカルって初見の体験を経た上での"""2回目"""が最高に「「「良さ」」」で殴られる。ずっとゾクゾクして最高だった。
2023年2月のるろ剣webオンリーから一年半、今度はリアルで!サークル参加!と思うとまた高揚と緊張で胸がはち切れそう〜!
浅草るろうに剣心祭、ほんとうに楽しかった!感謝の気持ちでいっぱいです。
京極夏彦先生の『了巷説百物語』が今日発売日だ!と思っていま仕事帰りに本屋に寄ったら売り切れてた!!うおー!手にできず残念だけど売れ行きの勢いが良いのは喜ばしいのと近くに同志がいるんだと思うと嬉しい。明日以降で購入しよう。
その上で、薫という今一番大切なものを失ったあと緩やかな自死を遂げようとしていた剣心が、それでもやっぱり助けを求める小さな声に反応して立ち上がるところが本当に本当に大好き。これを経た上で一緒に居るのが最高すぎ。 #る