日日

変わり映えのないようでいて毎日が常に新しい一日として流れていく。日々のささやかな可笑しみを分け合って哀しさと寂しさを個々に携えながら同じ夕日を眺めて目を細めてほしい。
「自分はまだ死ぬわけにはいかない」と思う意志の根っこにあなたがいる。その気持ちがどんなときも力強い一歩をあゆませてくれる。互いにそんな存在である剣心と薫がやっぱりめちゃくちゃ良い。
「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップにそっと水を注ぐように慈しみ合う二人が好き。
こういう表現もっといろんなバリエーションで考えたいしそれぞれの表現ももっと伝わりやすくブラッシュアップしたいな。 #る
だからこそ巻之18で京都から帰ってきたあとの二人はドキドキラブラブというよりは「自然にしっくりしてる」距離感になってるんだなと益々腑に落ちる。この左之助が評したように「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップに水をそっと注ぐように慈しみ合う二人が私はいとおしくて胸がいっぱいになるし、和月先生からこの言葉を聞けて本当に嬉しい。 #る
人として絆を深めていった先に共に生きる道を選び取って今があるんですね……____「お帰りなさい」「ただいまでござる」「私は剣心と一緒にずっと居たい」「今一番大切な人」をはじめとした原作のセリフの重みと眩しさと表現の秀逸さに何度も唸ってしまう。本当に素晴らしい言葉選びと物語進行すぎる。 #る
剣心と薫は男女の恋愛というよりは、
ゆっくりと深まっていく人の絆という感覚で
描いていました。
そしたらキャラクターたちが勝手に動き出して
こうなった、という感じです。

『るろうに剣心祭 京都動乱開幕戦』で原作者の和月先生への「剣心と薫の距離感を描くうえで特に大切にしていることは」という質問とその回答が本当に最高すぎたので大きく書き出して貼っておきたい。 #る