日日

今日は宇宙兄弟44巻発売日!エディ&ブライアン人形も予約購入していたのでめちゃくちゃ心が泡立っています。

▶︎最近新刊まで購入した漫画
これ描いて死ね
路傍のフジイ
今日のさんぽんた
スキップとローファー
ふしぎの国のバード
BLUE GIANT MOMENTUM
数学ゴールデン
だんドーン

「今日のさんぽんた」は怪盗クイーンの最近の愛読書だと先日のはやみね先生のサイン会情報で知り、一気に購入した。
宇宙兄弟はいよいよクライマックス。畳む
出会った時も過去については尋ねず、人誅編のめちゃくちゃ心の具合が悪い剣心に対してもまずは怪我の心配をする薫の優しさが本当に好きなんだけど、剣心の命に関わる事なんだから奥義についてはちゃんと聞かせて、ってめちゃくちゃ良い。 #る
そんでもってその後に「あとは拙者の心次第」の意味をもう一度尋ねられて解らないなら解らないでいいでござるよ…と流そうとしたのに珍しく食い下がった薫の「だって剣心の命に関わる事なんだから」って言葉に頬を染めて微笑む剣心の良さ。 #る
だからこそ奥義会得後に剣心が薫に奥義のことを尋ねられて「あとは拙者の心次第」って答えるの、すごく誠実で好き。 #る
人って一見相反するような感情も同時に持ち得るし、シームレスな感情の遷移もあればまだらに入り混じったまま抱え続けることもできる。あまり「二面性」という言葉で括りたくない節がある。答が出せれば、闘いに決着がつけば、それで急に何もかも心変わりする訳でもないし世界が変わる訳でもない。儘ならなさを抱えたまま歩き続ける人にどうしようもなく惹かれる。 #る
その「生きようとする意志」を持つためには他者と関わることが不可欠で、贖罪のためずっと人と関わることを避けて全国を流浪してきた剣心にとって神谷道場に辿り着いてからの人との出会いがなければその強い意志を持つことはできなかった。あの時薫が呼びとめてくれて本当によかった。 #る
やっぱり剣心にとっての弱点が「悔恨と罪悪感のあまり自分の命を軽く見積もる自己犠牲の精神」で、それを克服するために必要なのが「生きようとする意志」だった、ってストーリー・キャラクター造形が好きすぎる。
そしてそれを経た上で悩み苦しみ抜いた末の答が「贖罪の人生を完遂すること」なの本当に本当に胸を打つ。 #る
第一幕で剣心が道場内で闘う時、いつの間にか履物を脱いで足袋だけになっているのなんか良い。神谷活心流や道場への敬意を感じる。全コマ確認したわけじゃないけど真古流の同志の時も斎藤の時も人誅編の時も道場内では履物を脱いでる(左之助や番神は履いたまま)。 #る