日日

緋村剣心という名が歴史に刻まれずに消え去って、ただ彼とともに過ごした誰かの記憶が語り継がれていって欲しい。 #る
「人斬り抜刀斎」は伝説と化したかもしれないけど、「緋村剣心」は歴史に名を残さずに消えていくんだろうと思うし、この物語は『明治剣客浪漫譚』であって、かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた男の「その後の話」なのがとても、とてもいい。 #る
加えてるろ剣で好きなのは主人公が一番苛烈に伝説を作り上げた物語ではなくその後の贖罪と新しい時代でどう悩みながら生きるかというところに焦点が当たっているところ。タイトルが「人斬り抜刀斎」ではなく「るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー」であるところにるろ剣の物語性が象徴されていると思う。 #る
歴史のダイナミズムを強烈に感じる演出が好きすぎる〜。
『今から約140年前 黒船来航から始まった「幕末」の動乱期渦中であった京都に「人斬り抜刀斎」と呼ばれる志士が居た』から始まるるろうに剣心の最初の書き出しもめ〜〜〜〜〜〜ちゃ大好き。 #る
何度見てもチ。のOPとED良い😭アニメ平家物語の時も思ったけど歴史のダイナミズムを感じられる映像×音楽にすぐ心奪われがち。マクロとミクロの視点が入り乱れてると最高。
俺達 勝ったんだよな?正しかったのは俺達の方だよな?という弥彦に対して『何が正しいかは時代時代が後世の歴史に書き残す 拙者達が出来るのはその中で自分の正しいと思うコトを信じて…闘っていくことのみ…』という剣心の言葉がとても好きだし、その後の『ただ 強ければ生き弱ければ死ぬという「弱肉強食」の時代だけは 絶対に間違ってるんだ』まで含めて大大大好き。 #る
長州と会津、どちらか一方を貶したり単純化された憎悪の扇動を見ると落ち込んでしまう〜。フィクションとして多くの題材になり観光資源として利用されているが故の功罪かもしれない。フィクションと史実を切り分けて認知したいし、その「史実」もまた時代とともに研究が進めば変わり得るものだと思う。
何かを褒めるために何かを貶すのが好きじゃないし、単純化された対立を煽ることへの忌避感が常にある。
人ってすぐ白黒つけたがってわかりやすい答えがほしくなりがちだから、自分自身も何事も「保留」にして抱え学び続けるしかない。
今日は京極夏彦先生の新刊『病葉草紙』の発売日!
変わり映えのないようでいて毎日が常に新しい一日として流れていく。日々のささやかな可笑しみを分け合って哀しさと寂しさを個々に携えながら同じ夕日を眺めて目を細めてほしい。
「自分はまだ死ぬわけにはいかない」と思う意志の根っこにあなたがいる。その気持ちがどんなときも力強い一歩をあゆませてくれる。互いにそんな存在である剣心と薫がやっぱりめちゃくちゃ良い。
「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップにそっと水を注ぐように慈しみ合う二人が好き。
こういう表現もっといろんなバリエーションで考えたいしそれぞれの表現ももっと伝わりやすくブラッシュアップしたいな。 #る
だからこそ巻之18で京都から帰ってきたあとの二人はドキドキラブラブというよりは「自然にしっくりしてる」距離感になってるんだなと益々腑に落ちる。この左之助が評したように「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップに水をそっと注ぐように慈しみ合う二人が私はいとおしくて胸がいっぱいになるし、和月先生からこの言葉を聞けて本当に嬉しい。 #る
人として絆を深めていった先に共に生きる道を選び取って今があるんですね……____「お帰りなさい」「ただいまでござる」「私は剣心と一緒にずっと居たい」「今一番大切な人」をはじめとした原作のセリフの重みと眩しさと表現の秀逸さに何度も唸ってしまう。本当に素晴らしい言葉選びと物語進行すぎる。 #る
剣心と薫は男女の恋愛というよりは、
ゆっくりと深まっていく人の絆という感覚で
描いていました。
そしたらキャラクターたちが勝手に動き出して
こうなった、という感じです。

『るろうに剣心祭 京都動乱開幕戦』で原作者の和月先生への「剣心と薫の距離感を描くうえで特に大切にしていることは」という質問とその回答が本当に最高すぎたので大きく書き出して貼っておきたい。 #る