日日

変わり映えのないようでいて毎日が常に新しい一日として流れていく。日々のささやかな可笑しみを分け合って哀しさと寂しさを個々に携えながら同じ夕日を眺めて目を細めてほしい。
「自分はまだ死ぬわけにはいかない」と思う意志の根っこにあなたがいる。その気持ちがどんなときも力強い一歩をあゆませてくれる。互いにそんな存在である剣心と薫がやっぱりめちゃくちゃ良い。
「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップにそっと水を注ぐように慈しみ合う二人が好き。
こういう表現もっといろんなバリエーションで考えたいしそれぞれの表現ももっと伝わりやすくブラッシュアップしたいな。 #る
だからこそ巻之18で京都から帰ってきたあとの二人はドキドキラブラブというよりは「自然にしっくりしてる」距離感になってるんだなと益々腑に落ちる。この左之助が評したように「自然にしっくりしてる」状態が基盤にあって、その上で注ぎ続けた水が満ちたコップから時折溢れ出るように互いに豊かな感情がその時々であふれる、という感じだったらいいなと思う。互いのコップに水をそっと注ぐように慈しみ合う二人が私はいとおしくて胸がいっぱいになるし、和月先生からこの言葉を聞けて本当に嬉しい。 #る
人として絆を深めていった先に共に生きる道を選び取って今があるんですね……____「お帰りなさい」「ただいまでござる」「私は剣心と一緒にずっと居たい」「今一番大切な人」をはじめとした原作のセリフの重みと眩しさと表現の秀逸さに何度も唸ってしまう。本当に素晴らしい言葉選びと物語進行すぎる。 #る
剣心と薫は男女の恋愛というよりは、
ゆっくりと深まっていく人の絆という感覚で
描いていました。
そしたらキャラクターたちが勝手に動き出して
こうなった、という感じです。

『るろうに剣心祭 京都動乱開幕戦』で原作者の和月先生への「剣心と薫の距離感を描くうえで特に大切にしていることは」という質問とその回答が本当に最高すぎたので大きく書き出して貼っておきたい。 #る
江戸時代にあった町木戸(町の境にあって夜は閉まるやつ)は明治5年に撤去されてるんだな〜。長屋の入り口にあたる裏木戸についていつまでどのようになってたかあとで調べたい。#る #メモ
考現学のページ、メモ的な気軽な投稿も増やそうと思いつつやっぱり記事を上げようとするとある程度文章量や絵を揃えてあげたいと思ってしまう。ので。ここにちょっとメモ。
左之助の住む破落戸長屋の間取りや諸々情報詰め込んだものをいつか描こう描こうとしてまだちゃんとまとめられてない。
玄関部分にあたる戸の障子に、「丸印に左の文字」が書かれているけど、あれは本来他の長屋の住人もみんなファーストネームを書く慣わしがあり、表札みたいなもの(屋号みたいに職業も併記する場合もある)。だから弥彦が引き継いで借りるなら「弥彦」と書くかも。
長屋の障子や畳などは全部自分で買って用意するものらしい。 #る #メモ
弥彦が剣心の過去を聞いたあと「剣心の強さ…あれは飛天御剣流の強さだけじゃなく死ぬよりも辛い心の痛みに耐えて生きてきた強さがあってこそのもの」「俺は本当の意味で強くなりたい」って言ってあの練習を十日で一万回こなして奥義を会得しようとひたむきに努力してる姿に本気で涙が出てくる。 #る
弥彦の引っ越しのために左之助が暮らしてた長屋をみんなで掃除する話とか、央太が長屋に住まう話とか(神谷道場に暫く身を寄せてもめちゃくちゃいいけど北海道編読むと違うところに住んでるっぽいので)、長屋周りのあれこれを考えるのも楽しすぎる。 #る
きっと比古師匠は自然の変化にも敏感だろうけど、年中行事というよりはただそこに在るものを在るものとして捉え生活に活かし慈しめるイメージ。星の動きとか風の匂いとかの知識を剣心はなんとなく覚えていて、そういう幼い頃の知識と薫殿の暮らしへの眼差しがどこかでリンクしたらいい。 #る
実は剣心が作中で唯一明確に料理してる場面って雷十太編の🍙だけかもしれない。
薫殿が料理苦手なのは描写されてるけど「剣心が料理上手」ってことは原作では描かれてない気がする。相対的に「薫殿よりはいい」ってだけで。その割にやたら料理が上手なイメージついてる気がする。
ということを踏まえた上で至って普通に剣心が料理するだけの二次創作したい。北海道編で薫が料理上達している感じがあるので、二人で料理を練習するのもいい。

私は薫殿が東京編で剣心たちにおはぎを作ったのは『お彼岸だったから』なんじゃないかという説を勝手に唱えていて(泥まんじゅうと言われてたけど)、剣心は日常的な家事は熟せても年中行事についてはそういう生活と縁遠かったのもあって割と疎い部分もあったりするんじゃないかな〜、と思っている。
お彼岸には、毎年越路郎パパとおはぎ(ぼたもち)作ってたのかなあ〜。いつもは越路郎パパと作ってたし剣心に手伝ってもらわなくても自分一人でいけると思ったら全然ダメだった、でもいい〜。パパの料理の腕前がどんな感じかわからないから色んなパターンがアリで楽しい。

日々の家事は剣心が率先してやるけど、年中行事的な、季節を感じるものについては薫殿が主導なイメージがある。薫が率先してそういうことをやってくれるしそのことに対して剣心は毎回ささやかな感動を覚えてほしい。
#る
「剣は凶器 剣術は殺人術」という言葉は比古師匠から教わったもので、「甘い戯れ言」は赤空さんから掛けられた言葉。それが剣心の中にいつまでも残っているということが私はとても好きだよ。 #る
その上で、薫という今一番大切なものを失ったあと緩やかな自死を遂げようとしていた剣心が、それでもやっぱり助けを求める小さな声に反応して立ち上がるところが本当に本当に大好き。これを経た上で一緒に居るのが最高すぎ。 #る
「仏や修羅になる必要はない」ってあの一連の比古師匠の言葉が全部言ってくれてる。人間であれ。自惚れるな。生きろ。って剣心に語りかけてくれている。 #る
「自分はまだ死ぬわけにはいかない」と思う意志の根っこにあなたがいる。その気持ちがどんなときも力強い一歩をあゆませてくれる。互いにそんな存在である剣心と薫がやっぱりめちゃくちゃ良い。 #る
北海道編巻之二での「そこに居る緋村剣心の一番の親友だ」って自己紹介も、巻之八での「剣心の妻です!」って自己紹介もなかなか衝撃を受けたなって思い返してて、早く剣心にも越路郎さんに向けて自己紹介してほしいなって気持ちが再沸騰してる。 #る