日日

「水木サンのみた暗闇」を見てきた。
あの日あの夜水木しげる先生が見たであろう戦地ニューブリテン島の星空、木々や岩や海の気配…プラネタリウムだからこその演出で迫るものがあった。そして敗走中の"死と隣り合わせの暗闇"とは別の異質さを"生還後の暗闇"から感じる。最後境港の星空も素晴らしい構成。
全体構成が抜群に良くて舞台「河童の三平」を見た時と同じような余韻に浸って終演後すぐに立てないでいたら、このプラネタリウム作品の構成が牛尾茉由さんだった。「水木サンのみた暗闇」も舞台「河童の三平」も、どうか、できれば毎年、継続してやっていただきたい作品です。