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「何を云うんだ。僕は書肆では稀な愛妻家だぜ」って京極堂のセリフが鉄鼠にはあるんだけど、なんか、あの時代(昭和28年)の男性がごく自然に口にする「〜だぜ」って栄養価高い。一人称「僕」もいいですね…この30代男性一人称「僕」×「〜だぜ」×書痴から感じる黄金比は確実に時代背景あってのものな気がする。