全年全月22日[3件]
2024.02.09〜02.13/網走〜知床
今年の2月に網走と知床へ行ってきました。
普段からこんなに行動時間と旅程をメモしているわけではないのですがこの旅は割と詳細に書き留めていました。
写真とともに振り返りと記録。
#旅の記録 #日記
2024.02.09
空港に着いてから吉野家へ。るろ剣のコラボキャンペーン中だったため牛丼を食べてから搭乗手続きをする。
17:25 離陸(16:45発の飛行機が少し遅れた)
18:45 女満別空港着
19:13 網走駅経由網走バスターミナル行きバス出発
19:42 網走駅前着
意外と寒くない。いやめちゃくちゃ寒いけれど風がなかったためかひたすら凍てついた空気で寒さの種類が違う。
ルートイン網走内レストラン花茶屋にて生ビールや餃子などで夕食。
2024.02.10
8:00 起床
8:20 朝食バイキング
白米を自動でよそってくれる機械があった。
9:00 網走川周辺散策
散歩中の犬と会って写真撮らせてもらった。
10:00 チェックアウト
10:24 網走駅 〜 11:08 知床斜里駅(JR釧網本線快速)
知床斜里駅に着いた時少し海の香りがした、気がする。そして網走でも知床でも凄く雪の匂いがする。空気を吸い込むとつめたくて氷を食べてるみたいな味がする。
雪が意外とグリップが効くパウダースノー。
11:50 斜里バスターミナル 〜 12:37 ウトロ道の駅
斜里から知床までのバスに乗っている途中、急に流氷が見えた瞬間全くの別世界に辿りついたような感覚で細胞がブワッと沸き立った。
一面が銀世界だと眩し過ぎて目が上手く開けられない。
サングラスがあるときっとよかった。
のちに調べてわかったが流氷は春の季語だそうだ。
ウトロ道の駅に到着し、トイレに行くと「ヒグマのソーセージ」の話が扉に掲示してあった。観光客に餌付けされたために最終的に射殺されたヒグマの悲劇について。絶対に餌付けはしちゃダメ。ウトロ道の駅を少し見てから歩いて昼食を探す。
13:00
圓子水産にてキンキ鍋セットミニ知床漬け丼を食べる。
酋長の家というところで工芸品を購入したかったがいつ開いているか現地で聞いてもよくわからなかった(結局旅の最中にはいけなかった)。犬がいた。
14:00 PETER BEIER
チョコレートテイスティングセットと流氷珈琲iceを喫する。
15:00 KIKI知床チェックイン
めっちゃ坂の上にある!
15:20
SHINRA流氷ウォークに向かう。ツアーに申し込んだのでホテルでピックアップしてもらう。
15:40〜17:30 流氷ウォーク
ドライスーツの着方をレクチャーしてもらい自分で着てみる。
カメラやスマホなどの持ち込み物をガイドさんに預ける場合は1グループ1台までだったため防水バッグを購入(カメラ複数台持っていきたかった)。
防水バッグに入る分だけ流氷の上まで一緒に持っていくことができる。
流氷は1月29日に接岸、2月2日には嵐のようになって流氷山脈ができたとのこと。
見渡す限り氷の大地で、地平線でも水平線でもなく「氷平線」というらしい。
どこまでも続く氷の大地。遮るものがなにもない。
夕陽に照らされて氷の影が濃くなるとより圧倒される。
ところどころ氷の間に海水がのぞいており、そこにそのまま浸かることができた。流氷風呂。ドライスーツを初めて着用したけど寒くないしぷかぷか浮いた。
といっても流石に剥き出しになっている顔を浸せば凍えるはずなのに、極寒の海水の中に潜ってはしゃいでいるエキセントリックな子どもが同じツアーグループにいた。元気だ。
19:15〜21:00 夕食ブッフェ
信じられないくらい食べた。美味しすぎた。
22:30〜23:30 入浴
サウナ後の外気浴が気持ちいい。
露天風呂に入ると寒暖差で湯気が常にぶわっとなるのが幻想的。
休憩スペースの椅子が思った以上にむにゅっとした。
給水用の水が用意されてたがハッカ水で、水だと思い込んで飲んだ瞬間びっくりした。
サウナが黒檀みたいな木でできていて常にアンビエントな音楽が流れておりなんだかインスタレーションみたいだった。
2024.02.11
朝食ブッフェもモリモリ食べた。知床名物あっぺ飯が美味しい。
そのあと腹ごなしにゴジラ岩のところまで散歩した。
流氷の上を歩くキタキツネが見えた。
今日の宿、北こぶし知床ホテル&リゾートに荷物を預ける。
道の駅でコケモモ牛乳ソフトを食べた。真冬の知床でソフトクリームを食べるのが案外美味しい。
12:50
ウトロシリエトク正面玄関でピックアップしてもらう。
車で走っている最中に道端でキタキツネとすれ違う。餓死?した鹿の肉を食べにきていたっぽい?帰りにもう一度同じポイントで確認したら鹿の骨(血だらけ)があった。
13:10〜17:30 知床五湖スノーシューツアー
知床五湖の散策は4月末から11月下旬にかけてのみだが、冬は特別な許可の上でツアーが催行されている。
羅臼岳、硫黄山を眺めながらスノーシューを履きゆっくりと雪の上を進んでいく。
靴のサイズが合わずにめちゃくちゃ靴擦れした。元々履いていたアウトドア用ショートブーツのままでもよかったかも。
靴擦れを気にしつつも知床五湖の散策はめちゃくちゃ楽しかった。ガイドさんが鳥のことや森のことを教えてくれる。
火山と流氷が作り上げた大地に雪が降り積もってどこもかしこも眩しい。
キタキツネやエゾリスの足跡が雪の上に残っている。
ミヤマカケスを見た。
キョエーンというクマゲラの声を聞いた。
どこまでも広がる流氷を背にしたエゾジカも見た。
(冬の間のみここまで来ることができる。夏はヒグマがウヨウヨしているらしい。)
18:00 海鮮料理 番屋(居酒屋)
つぶ焼き、ホタテ稚貝バター蒸し、ドスイカのゲソ揚げ、メンメ、どれも絶品。
外国人女性に今食べているものを尋ねられてメンメをお勧めする。
隣に座った女性二人組とちょっと話す。この女性二人組とはその後ホテルのロビーでも一緒になりロビーでも飲んだ。
小池徹平氏が番組でこの店に来たのを見て訪れた旨を話すとサインを店員さんに出してもらえた。ありがとうございます…!
割と酔ったので風呂には翌朝入った。
5:00と6:00に2回入浴する。徐々に明るくなる空を眺める。
流氷を見ながらのサウナが非日常すぎて面白い。
サウナのあとに露天風呂のわきの椅子に座って全裸で休む。普段ならこの寒さの中で全裸でいるのは正気の沙汰とは思えないけど普通に気持ちいい。
2024.2.12
10:00〜10:30
風呂場の撮影が可能だった。
11:00 PETER BEIER
ホテル宿泊の特典としてアイスが無料で食べられた。エスプレッソ味美味しい。
11:15 ウトロ道の駅
麦王の豚丼を食べる。
11:40 知床世界遺産センター
展示が読み応えあるのでもっと長居したかった。流氷の仕組みや知床の自然について。
・流氷の仕組み
①アムール川からの恵み
オホーツク海はアムール川からの大量の真水が流れ込んでくる。鉄分が豊富で植物プランクトンの発生に欠かせない要素。
②シベリアからの季節風と対流
強く冷たい季節風と対流によって海面が急速に冷やされ流氷を形成。
③閉鎖的なオホーツク海
島や大陸に囲まれ水の入れ替わりが少なく塩分濃度の低い層が維持される。
これらの要因が重なって流氷ができる。
同じ緯度でも他の海は凍らず、オホーツク海だけが凍る。
かつては斜里からウトロまで流氷の上を歩いて行商に行くこともあったらしい。
12:33
少し遅れてウトロ道の駅から網走駅前にバスで向かう。その後もバスを乗り換え徒歩で割と歩き網走監獄へ。
14:45 網走監獄
網走監獄は樺戸集治監についての説明にテンションあがった。白鳥由栄の肉声も聞けた。
展示物も充実していて2時間ちょっとでは時間が足りなかった。
17:00 タクシーを呼んで移動
網走ハイヤーの運転手さんが色々お話ししてくれた。
今年はやはり流氷の当たり年らしい。しかし年々氷は少なくなっている。30年後にはもう見られなくなるかもとのこと。
運転手さんより2回りくらい上の世代だと、接岸する前から山脈となった大きな大きな流氷が遠くから流れてくるのが見えたという。
17:30 アルカディア(網走駅前にあるレストラン)
網走産 生ウニとイバラ蟹のパスタ、チーズオムレツを乗せたオムライス、シャブリ。すごく美味しい。
2024.02.13
ホテルルートイン網走駅前で朝食をとり、07:38発のバスに乗る。ANA09:25発の便に乗り帰路に着く。
畳む
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