No.89

アニメ「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚- 京都動乱」
第三十四話 「逆刃刀 初撃」 感想

※12/6の記事を誤って消してしまったため同じ内容を再投稿しました

アニメ第三十四話では25周年の時の原画展で公開された和月先生の「逆刃刀初撃」のネームを元にアニメオリジナルエピソードが描かれました!黒碕先生脚本!
原画展でネームは一部公開されているけどまだ漫画として発表されていないものがアニメ化したことになります。ちょっと珍しい気がする!
ネームには出ていた清里明良、巴、縁のところなどはアニメでは描かれてませんでしたが、他にも和月先生の描くものとアニメの表現はやっぱり別物だとも思うので漫画でもものすごく読みたい。
いつか和月先生の手によって漫画として改めて世に出ることを心の底から、いつまでも、待ち望んでいます。


そもそも第三十三話「禁忌の抜刀」もめちゃくちゃ好きな話で(全部好きだけど)____。
るろミュでは『破戒』という曲に込められていた禁忌の抜刀のあの葛藤……操は破ってないというけどそれは結果的にはという意味であり、ここで一度"不殺の誓い"という戒律を本質的には破った。その剣心の状態・状況と今後の"欠けているもの"の話は本当に京都編の肝すぎる。
そして原作の感想絵でもちょっと触れてますが、私は「 甘い戯れ言に賭けてみたい二人 」というのが大好きで、あまりにも胸に押し寄せるものがありすぎて困ります。

「俺はまだあなたと同じく甘い戯れ言に賭けてみたい」

アニメ版「逆刃刀 初撃」もまだまだ書きたいことはあるので後で追記するかもしませんが、一旦ここに置きます。
個人的にはこの「逆刃刀 初撃」において抜刀するきっかけとなる人物が原作本編で出てくるキャラクターの関係者ではなく、ただただ偶然出会った市井の人だったというのがかなりグッと来ました。今後原作で何か繋がったら繋がったで「そうなんだ!」となりますが、私は、剣心には無辜の民を分け隔てなくなんの縁もなく守ってほしい。
真打で守った伊織(と青空と梓)と影打で守った義壱と皐月とその子が重なって、伊織と「あくす」するとこも良すぎて泣いてしまう。

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#るろうに剣心 #るろ剣感想 #絵

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